今日は「時」と「程度」をあらわす副詞です。程度の副詞については次回もふれていきます。
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どちらも「まだ」という意味です。「still」は肯定文と肯定の疑問文で、「yet」は否定文と否定の疑問文で使います。また「yet」は文尾におきます。
また、同じ「まだ」という意味でも「still」はあることが予想以上に続いていること、「yet」は期待していることがまだ起きていないことを意味に含みます。
He is still angry.(彼はまだ怒っています。)
It is still raining.(雨はまだ降り続いています。)
Is she still here?(彼女はまだここにいますか。)
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「still」は形容詞で「静かな」という意味もあります。
Still waters run deep.は「物静かな人は考えが深い。」ということわざです。
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He hasn't finished his homework yet.(彼はまだ宿題を終えていません。)
Don't go yet.(まだ行くな。)
I haven't read it yet.(私はまだそれを読んでいません。)
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「yet」は肯定文でも「まだ」という意味で使えますが、それでも「still」を使うのが普通です。
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「still」は肯定文と肯定の疑問文で使うのが普通ですが、もしも否定文で使う場合は否定語よりも前におきます。その場合、あえて「still」を使うことから否定の状態を強調する文になります。
たとえば、@Ann still hasn't arrived. とAAnn hasn't arrived yet. はどちらも「アンはまだ到着していません。」という意味ですが、@は「まだ到着していない」ことへの話し手のいらだち、Aには「到着する」ことへの期待が含まれています。
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「already」は「もう」や「すでに」というように予想以上に早く済んだことなどを意味に含みます。普通は肯定文で使います。
けれども、肯定の疑問文では「already」ではなくて「yet」を使うのが普通です。この場合の「yet」には「まだ」ではなくて「もう」という意味があります。これは「yet」のもう1つの使い方です。
She is already there.(彼女はすでにそこにいます。)
I have already seen her.(私はすでに彼女に会いました。)
Is it raining yet?(雨はもう降っていますか。)
Are you ready yet?(もう準備はできましたか。)
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「already」を否定文と疑問文で使うこともできますが、あえて使うことからその場合は意外や驚きの気持ちを含みます。
Is she back already?(彼女はもう帰ってきているのですか。)
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次は「still」と「yet」、「already」が普通に使われるときの区別です。
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「ago」は「(今から)〜前」という意味で文尾で使いますが、「時」をあらわす語を前において、セットして使います。
これははっきりとした過去のある時点を指すことになるので、過去形の文で使うことになります。そこで次の3つの例は全て過去形の文です。
My father died ten years ago.(私の父は10年前に亡くなりました。)
She started her job three years ago.(彼女は3年前に仕事を始めました。)
He arrived in Hakodate two days ago.(彼は2日前に函館に到着しました。)
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下線は時をあらわす語で、その後に「ago」を続けます。これで1セットの副詞です。
また、「ago」とは反対の意味で「in」があります。これは「(今から)〜後」と未来の意味になりますが、前置詞(経過の前置詞「in」といいます。)なので「ago」とは違い、時をあらわす語を「in」の後に続けなければなりません。
He will be back in a few days.
(彼は2,3日したら帰ってきます。)
I will phone you in two hours.
(私は2時間後にあなたに電話をします。)
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「頻度の副詞」とは「いつも」や「ときどき」というようにあることが起こる確率をあらわします。次はその頻度の副詞の例です。
always(いつも) continually(たえず) usually(たいてい)
frequently(しばしば) often(たびたび) occasionally(ときどき)
sometimes(ときどき)
rarely, seldom, scarcely ever, hardly ever(「意味は全て」めったにしない)
never(決してしない)
これらを頻度の確率に応じて図にすると次のようになります。
He always sits here.(彼はいつもここに座っています。)
We usually go to school by bus.
(私達はたいていバスで学校へ行っています。)
Earthquakes occur frequently in Japan.
(日本では地震がしばしば起こります。)
[earthquake = 地震、occur = 起こる]
They are often absent from school.(彼らはよく学校を休みます。)
She hardly ever goes out.(彼女はめったに外出しません。)
She scarcely ever smokes.(彼女はめったにタバコを吸いません。)
The road is never quiet.(その道は絶対静かになりません。)
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「hardly(scarcely) ever」は「めったにない」というように「seldom」と同じ意味ですが「ever」を取ると「ほとんどない」という意味になります。「little」や「few」の意味と同じです。
つまり「ever」を「hardly」に続けると「頻度」、逆に「ever」を「hardly」から取ると「程度」の副詞になります。(例文は次の「5」を参照してください。)
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たとえば、I completely forgot to send a letter.「私はすっかり手紙を出すのを忘れました。」の「completely」は「すっかり」という意味の副詞ですが、この副詞は意味から程度をあらわす副詞になります。程度の副詞とはこの他「非常に」や「かなり」という意味をあらわすものをいいます。
次は程度の副詞の例です。
absolutely(絶対に) almost(ほとんど) nearly(ほとんど)
greatly(非常に) rather(いくぶん) somewhat(いくぶん)
so(そんなに) too(非常に) very(非常に)
hardly, scarcely(ほとんどない)
My answer was absolutely wrong.(私の答えは完全に間違っていました。)
I greatly enjoyed dancing.(私は非常にダンスを楽しみました。)
It is somewhat difficult.(それはいくぶん難しいです。)
I can hardly believe it.(私はほとんどそれを信じることができなかった。)
There was scarcely anything to eat.(食べ物はほとんど何もなかった。)
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どちらも「非常に」という意味で、副詞や形容詞の前においてその意味を強めるために使いますが、「too」には「〜がすぎる」という「必要以上」の意味があります。したがって「too」は否定的な意味になります。
She looked so happy.(彼女はとても幸せそうだった。)
Don't speak so fast.(そんなに速く話さないでください。)
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「so」の代名詞としての使い方はDay23の「5」を参照してください。
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The shirt is too large for her.(そのシャツは彼女には大きすぎます。)
You are driving too fast.(あなたはスピードを出しすぎていますよ。)
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「too」は肯定文の文尾で「〜もまた」という意味で使うことができます。
She is pretty.(彼女はかわいいですね。)
I think so too.(私もそう思います。)
「also」にも同じ意味がありますがおく位置は文中になります。また「also」は堅い印象を与えますので、「too」を使うほうが普通です。
He also speak English.(彼も英語を話します。)
また、否定文の場合は「too」ではなくて「either」を文尾において使います。次はその例ですが、「〜もまた」の意味ではこのように「too」と「either」を肯定文と否定文で使い分けなければなりません。
He is not coming either.(彼もまた来ません。)
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「almost」と「nearly」はどちらも「ほとんど」や「もう少しで」という意味です。これは完全ではないけれどもそれに近いことを意味に含みます。
Summer is almost over.(夏はほとんど終わりました。)
This is almost correct.(これは大体合っています。)
She is nearly blind.(彼女はほとんど目が見えません。)
We are nearly at the top of the mountain.
(私達はほとんど山の頂上です。)
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「もう少しでバスに乗り遅れそうになった。」などのように「〜をしそうだったけれども、何とか間に合った」という表現をしたい場合は「almost」や「nearly」であらわすことができます。
たとえばI was late for school.「私は遅刻をしました。」は、「すでに遅刻をした」ことを意味しますが、「almost」を加えるとI was almost late for school.「私はもう少しで遅刻するところでした。」というように「結局何とか間に合った」という意味にすることができます。
これはI was almost late for school. が「私は学校にほとんど遅刻した。」という意味をあらわすことから、つまりはぎりぎり遅刻をしなかったことになるからです。
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ここは軽く見ておくだけで構いません。「almost」は「ほとんど」という意味から形容詞のように名詞の前で使えそうですが、副詞なのでそれはできません。けれども、「all」などを続けると使うことができるようになります。
Almost all the students go on a school excursion.
(ほとんどの学生は修学旅行へ行きます。)
Almost all the men's wear is discounted at 50 percent.
(ほとんどの紳士服は50%引きです。)
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「all」の他「any」、「always」、「every」も「almost」の後に続けて使うことができます。
また、「nearly」にも同じようにして使えますが「any」だけは「almost」にしか使うことができません。
○ We listen to almost any kind of music.
× We listen to nearly any kind of music.
(私達はほとんどすべての種類の音楽を聞きます。)
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また、「no」、「nothing」などの否定語と一緒に使うこともできますが、これは「nearly」には続けられず、「almost」にしか使えません。意味は「ほとんどない」になります。
He knows almost nothing.(彼はほとんど知りません。)
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「almost」と「nearly」の意味はほとんど同じですが感覚が多少違います。「almost」は「もう少しのところで達しない」と「なりそうでならない」という感覚、「nearly」は「もう少しで達しそうだ」と「しそうになる」という感覚で、「almost」のほうが「nearly」よりも近い感じになります。
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今日のレッスンはこれで終わりです。 お疲れ様でした。 |
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