今日は関係代名詞の「which」、「that」、「what」の他に、「which」の非制限用法と前置詞の目的語になる関係代名詞などにふれていきます。基本的な考え方は前回と同じです。
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関係代名詞の「which」は物や事、動物に対して使います。ですから「who」のように「人」に対して使うことはできません。
人に対する前回の「who」は主語、「whose」は所有、「whom」は目的語に使いますが、「which」は主語と目的語の両方に使うことができます。けれども所有に対しては「whose」または「of which」を使います。
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I bought the dictionary which was published recently.は「私は最近出版された辞書を買いました。」という文で、先行詞は「the dictionary」です。そしてその「物」に対して関係代名詞「which」を使います。
この文は@I bought the dictionary.とAIt was published recently.が一緒になった文ですが、Aの「It」は@の「the dictionary」のことです。この「It」はAの主語ですが、「which」と置き換えて文を一緒にします。
He has a watch which was sold at an internet auction.
(彼はインターネットオークションで売られていた時計を持っています。)
John bought a car which is rare.(ジョンは珍しい車を買いました。)
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関係代名詞の「which」も考え方は「who」と同じで、先行詞を限定させるために使います。
上のHe has a watch which was sold at an internet auction. も、彼が持っているのは単なる時計ではなくて、その中でもインターネットオークションで売られていた時計というように限定をしています。
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He looked up a word in the dictionary which I gave yesterday.は「私が昨日渡した辞書で彼は単語を引きました。」という文で、@He looked up a word in the dictionary.とAI gave it yesterday.が一緒になった文です。Aの「it」は@の「the dictionary」のことです。この「it」はAの「gave」の目的語になっていますが、これも「which」と置き換えて文を一緒にします。
I haven't sent the letter (which) I wrote five days ago.
(私は5日前に書いた手紙を出していません。)
My uncle ate the apples (which) we brought.
(私の叔父は私達が持ってきたリンゴを食べました。)
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目的語を指す「which」はよく省略されます。これは「whom」と同じです。
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所有をあらわす場合は、「whose」または「of which」を使います。「whose」は人に対してだけではなく物や事に対しても使うことができます。
This is the dictionary whose cover is beautiful.
(この辞書の表紙は綺麗です。)
また、This is the dictionary, the cover of which is beautiful.は「whose」のかわりに「of which」を使った文ですが、これは@This is the dictionary.とAIts cover is beautiful.からできています。
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Its coverはof which coverとはならずに「of which」と「cover」の順序を変えます。そして「cover」には冠詞をつけます。関係代名詞で限定をするので冠詞は定冠詞の「the」がつきます。
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次は「which」と「of which」の両方を使ってあらわした例です。
I have a car whose seats are made of leather.
I have a car, seats of which are made of leather.
(私は座席が皮でできている車を持っています。)
We sought out the ship whose nationality was unknown.
We sought out the ship, the nationality of which was unknown.
(国籍の不明な船を探し出した。)
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「of which」を使った場合、「,」で区切ることが多いです。
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「of which」は所有をあらわしますが、この他に「to which」や「for which」、「with which」のように関係代名詞の「which」が前置詞の目的語になる場合があります。
The discussion to which we introduced a new plan is under consideration.は「私達が新しい計画を持ち出した討論は、議論中です。」という文で、ここで使われている関係代名詞の「which」は「to」の目的語になっています。
この文は@The discussion is under consideration.とAWe introduced a new plan to it.からできていますが、Aの「it」が@の「The discussion」をことです。そしてAの「it」を「which」に置き換えて、前置詞の「to」と一緒にAの文頭に持ってきてから@に挿入して文を一緒にしています。
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前置詞の目的語の「which」は省略をすることができません。けれども、口語では前置詞が残されて「which」だけが前に移動してきます。その場合の「which」は省略されます。
The discussion we introduced a new plan to is under consideration.
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これは他の関係代名詞でも同じです。The man to whom we'll apply this rule committed an injustice.は「私達がこの規則を適用するその人は、不正を働きました。」という文ですが、@The man committed an injustice.とAwe'll apply this rule to him.が一緒になった文です。
また、口語ではやはり前置詞が残されます。そして関係代名詞は省略します。
The man (who) we'll apply this rule to committed an injustice.
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「whom」を残す場合は上のように「who」にするのが口語的です。
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関係代名詞「which」の非制限用法も先行詞を明確にするわけではなく、その先行詞の説明をします。そして、「which」の前に「,」をおきます。
I borrowed her book, which is difficult for me.は「私は彼女の本を借りましたが、それは私にとって難しいです。」という文です。この「which」は「her book」を特に明確にすることなく説明をしています。また、「and」や「but」の意味にもなります。
The jewel, which I gave to her, is her favorite.
(私があげた宝石は彼女のお気に入りです。)
He wrote her a letter, which she didn't answer.
(彼は彼女に手紙を書きましたが、彼女は返事を出しませんでした。)
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非制限用法の「which」は目的語を指していたとしても省略できません。
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ところで、「which」の非制限用法には上のようにある語を先行詞にする他に、文の内容を先行詞にすることもできます。
He quit the job, which was not surprising.
(彼は仕事を辞めたが、驚くことではなかった。)
John said he could swim, which was a lie.
(ジョンは泳げると言ったが、それはうそでした。)
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関係代名詞の「that」は主語と目的語として「人」や「物事」の両方に対して使うことができますが、「whose」のように所有をあらわすことはできません。
また、口語では「that」がよく使われますが「who」と「that」では「who」のほうがよく使われます。
She is the woman that (who) teaches English at university.
(彼女は大学で英語を教えている女性です。)
The car that I bought last year was inexpensive.
(私が去年買ったその車は高くはなかったです。)
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「that」は非制限用法では使うことができません。
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関係代名詞「that」が口語に関係なく主に使われる場合には次の3つがあります。
1<先行詞に最上級が使われている場合>
That is the most interesting movie that I have ever seen.
(あの映画は私が今までに見た中で一番おもしろいです。)
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I have ever seen.は「私が今までに見た。」という意味ですが、これを最上級の後ろに続けると「私が今までに見た中で一番です。」となります。
また「seen」のかわりに「done」を続けると「私が今までにした中で一番です。」という意味になります。
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2<先行詞に「the only」などが使われている場合>
「the only」、「the first」、「the same」などが使われている場合です。
This is the only book that I can't understand.
(これは私が理解できない唯一の本です。)
3<先行詞に「all」などが使われている場合>
「all」、「any」、「no」や「anything」、「nothing」などの合成語が使われている場合です。
Is there anything that we can do?
(私達のできることが何かありませんか。)
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「that」は非制限用法には使われませんが、関係代名詞が前置詞の目的語になる場合も「that」を使うことができません。
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関係代名詞の「what」は他の関係代名詞とは違って先行詞を必要としません。それは「what」が先行詞とセットになっているからです。
What he says is true.は「彼が話すことは本当のことです。」という文ですが、先行詞を見ることができません。それは「what」に「that which」または「those which」のような先行詞が含まれているからです。
そこで関係代名詞「what」の意味は「〜をする事(物)」になります。
This is what I need.(これが私の必要なものです。)
What we have to decide is when we'll bring this to market.
(私達が決定しなければならないのは、いつこれを市場へ導入するかです。)
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関係代名詞の「what」にはもう1つ別の先行詞があります。それは「anything that」で「〜をするものは何でも」という意味になります。
You may take what you like.
(あなたが好きなものは何でも取っていっていいですよ。)
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今日のレッスンはこれで終わりです。 お疲れ様でした。 |
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